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エンタメ

わくわくする企画展を目指して/キラリ人

広島市郷土資料館 学芸員 正連山恵さん

漫画に合わせ戦時下の暮らし紹介

 広島市郷土資料館(広島市南区)で開催中の企画展「漫画『この世界の片隅に』に見る戦時下の暮らし」をメインで担当した。広島市出身の漫画家こうの史代さんの漫画の解説パネルや戦時中に使われた陶磁器の湯たんぽ、千人針など実物の資料約330点を展示している。
 「金属が不足していた戦時中、人々は代わりに陶製の道具を使うなど、何とかして日々の暮らしを工夫していました。当時の資料を見て、力強く生きた人間の姿を感じてほしい」と話す。今回の企画展では、時代背景を説明しながら漫画と実際の資料を見比べられるように展示した。
 実物資料は、館内の収蔵庫から探し出したものもある。「こうのさんは実際にこの資料館で当時の様子を調べたそうです。丁寧に漫画を描かれているので、資料も見つけやすかった」と説明する。このほかこうのさんの初イラストエッセー集「平凡倶楽部」中の原画も並ぶ。日常の何げない面白さを観察して写真や切り絵で表現した原画は見応え十分だ。
 学芸員になったのは、小さい頃に博物館などで新しい発見をするのが好きだったから。「今後も幅広い年齢の人にわくわくしてもらえるような展示を企画していきたい」

キラリと輝く三つのマイルール
★1 思いやりの心を持つ
★2 目の前のことを頑張る
★3 寝食を規則正しく

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しょうれんざん・めぐみ
1979年生まれ。広島女学院大卒。2011年に広島市文化財団の職員になり13年から広島市郷土資料館に勤務。

【Info】
午前9時~午後5時、大人100円。24日にこうのさんのトークショー(応募は1日から)。展示は7月8日まで開催。詳しくは082-253-6771