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小学校受験に失敗して立ち直れない母/蝶子のおしおき部屋

CUE編集室ご意見番・蝶子
 CUE編集室のメンバー。人生の荒波をくぐり抜け過ぎて、ドSキャラに。蝶子の「おしおき部屋」では、読者のお悩みに愛のムチ(?)でお答えします。


小学校受験に失敗して立ち直れない母
 長男が小学校受験に挑みましたが、不合格でした。子どもなりに頑張って受験に取り組んでいたのに結果が出ず、気持ちを立て直すことができません。うちの子のどこが他の子どもさんより劣っていたのかと、考えてばかりいます。(30代、女性)

 劣ってなんか、ないです! 小学校受験は中学受験のように一発勝負の試験で合否判定するわけではなく、親子面接や運動テストのほか、抽選がある学校もありますよね。発達のスピードに差がある子どもたちを選別したり、くじを引かせたりするわけですから、小学校受験には不条理な要素が少なくないと私は思います。受験した学校に縁がなかっただけですよ。気持ちを切り替えて、公立校に入学する準備をしましょう!
 とはいえ、あなたは息子さんの将来の「受験」についても、思いを巡らせたのではないでしょうか。今の日本で受験に必要なのは、子どもの知的欲求を満たす学びよりも、いかに効率的にテストで得点するかのテクニックです。私たち親世代は、自分たちの経験に基づいてそういった受験勉強に対応しなきゃ、と思いがちです。
 けれども、小学校で2020年度から全面実施される次期学習指導要領では、他の児童と討論などで答えを導き出す「アクティブ・ラーニング」などが導入され、一つの答えを正しく速く当てることが今ほど求められなくなるかもしれません。大学の入試制度も変わり、21年にはセンター試験に代わる共通テストが実施される予定です。
 社会の変化とともに、求められる人材も教育内容もどんどん変わっていきます。小学校受験で成功したとしても、長い目で考えた時にそれが正解かどうかなんて、今は分かりません。くよくよしている時間はない! 前を向きましょう。よろしくて!

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あなたにお薦めの本
 私の次男は成績がずっと低空飛行で、先生に怒られてばかり。読むと励まされたのが、お笑い芸人島田洋七さんの「佐賀のがばいばあちゃん」でした。広島から佐賀にある母の実家に預けられた洋七少年。小学生のころの成績表は1と2のオンパレードでした。そんな洋七さんを、祖母は「足したら5になる!人間は総合力!」となぐさめます。がばいばあちゃんのように、どっしりと子どもを見守りたいものですよね。
がばい.jpg島田洋七著「佐賀のがばいばあちゃん」(徳間文庫)