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市制120周年 尾道に魅せられて

市制120周年 尾道に魅せられて
 1898年4月1日、広島市に次いで県内で2番目に市制を施行した尾道市。江戸中期から明治にかけては北前船の寄港地となり、多くの物や人が集まる商港都市として栄えました。現在は創業100年を超える老舗が伝統を守り続ける中、若い世代による新しい店舗も続々と開店するなど、伝統と新しさが同居する港町の魅力に迫ります。併せて、2019年3月に新しい駅舎となって開業予定の尾道駅も紹介します。

DANJO 尾道本店〈老 舗〉DANJO-外観4修正.jpg最先端を意識したかばん専門店
 1908年、荒物店として創業し、2代目の時にかばん・袋物のシェアを広げた「DANJO 尾道本店」(尾道市土堂)。地方の個人店が廃業していく中、専門店ならではの充実した品ぞろえと、常に時代の最先端を意識したセレクトで幅広い世代から支持されています。「選ぶ基準は、作り手の思いがしっかり詰まっているもの」と話すのは、バイヤーとして世界中を飛び回る、4代目の檀上貴晴社長。現在、国内外合わせて200以上のブランドを取り扱っており、注目は、今年5月に日本上陸したイタリアの最新スーツケース「LANZZO」。機能性とデザイン性を兼ね備えた美しいフォルムが特徴です。
DANJO-商品1修正.jpg〝中四国地方初!〟 「LANZZO」のスーツケース。ゴールド、シルバー、ブラック、グレーの4色。27インチ10万3680円、24インチ14万400円

DANJOカバン古い写真修正.jpg〝1953年ごろの店頭〟

〈DATA〉DANJO 尾道本店 尾道市土堂1-6-8 0848-25-3549 営業/10:00~19:00 定休/木曜



橋本家具工芸〈老 舗〉橋本家具-店内4修正.jpg次世代まで愛される家具を
 尾道市東部の住宅街に立つ「橋本家具工芸」(尾道市高須町)は、オーダーメードを中心とした手作りの家具工房。1949年の創業以来、子や孫にまで受け継がれる愛着の湧く家具作りを目指しています。高度成長期には婚礼家具に力を入れていましたが、時代とともに需要が減少。2000年ごろ、2代目の橋本益廣現社長がいち早く目を付けたのが、環境に優しい無垢材でした。熟練の職人が作り出す天然無垢の家具は、自然素材ならではのぬくもりと、使うほどに増す風合いが多くの人を魅了。現在は、イラン製織物「アートギャッベ」や北欧ビンテージ家具のリメーク品なども取り扱っています。
橋本家具-オリジナルのスツール2修正.jpg〝好きな生地を選べるのが魅力〟 Roundスツール3万2400円(尾道帆布の生地)

橋本家具-昔の写真修正.jpg〝約50年前、当時の工場の前で撮影。中央で椅子に座っているのが、創業者の橋本吉太郎さん〟

〈DATA〉橋本家具工芸 尾道市高須町4834-12 0848-46-0303 営業/10:00~18:00 無休



桂馬蒲鉾商店 尾道本店〈老 舗〉桂馬-駒焼&柿天修正.jpg守り続ける味と新たなる挑戦
 手作りかまぼこの名店として全国的にも知られる「桂馬蒲鉾商店」(尾道市土堂)。創業は1913年、現在は3代目と4代目が店を切り盛りしています。初代からの味を引き継ぐかまぼこは、日本で唯一、瀬戸内の生魚100%で昔ながらの製法で手作りしています。化学調味料や保存料などは使わず、天然昆布のだしと赤穂の天塩で味付け。口の中に入れると、魚の自然なおいしさが広がります。「駒焼」「柿天」「梅焼」など、時代が移り変わっても守り続ける定番がある一方、「おのみち煮たまご天」「おのみちサルシッチャ」といったアイデアが光るユニークな新作も続々と登場。かまぼこで人を笑顔にするため、常に新しいことに挑戦し続けています。(上写真左から駒焼1個210円、柿天1個210円)
桂馬-おのみち煮たまご天修正.jpg〝一晩じっくり寝かせた味玉がとろ~り〟 4代目が考案した「おのみち煮たまご天」1個420円

桂馬-昔の写真(1975)修正.jpg〝1975年当時の写真〟

〈DATA〉桂馬蒲鉾商店 尾道本店 尾道市土堂1-9-3 0848-25-2490 営業/9:00~18:00 無休



USHIO CHOCOLATL(ウシオ チョコラトル)〈新 進〉USHIO CHOCO-店内4修正.jpg向島発 観光客にも人気のチョコレート
 尾道市街地の対岸にある向島。のんびりと時間が流れるこの島に、全国から多くの観光客が訪れるチョコレート店「USHIO CHOCOLATL」(尾道市向島町)があります。2014年に中村真也さん、栗本雄司さん、宮本篤さんという個性豊かな3人組によってスタートした店は、今では総勢14人に。豆の仕入れからチョコレートの成型、販売までを手掛ける同店では、カカオ豆と砂糖のみで作る新鮮なチョコレートを提供(1枚756円)。現在、ガーナ、ハイチなど産地別を4種類、ブレンドを2種類作っています。同店と関わりのあるアーティストがデザインしたパッケージにも注目! ドリンクもあり、お薦めは夏限定の「チョコレート牛乳」(1杯756円)。
USHIO CHOCO-商品集合3修正.jpg

USHIO CHOCO-チョコ単品(尾道ブレンド)修正.jpg〝尾道市内でしか買えない!〟 「尾道ブレンド」1枚756円。3種類の豆をブレンドし、最初はビター、後からフルーティーな風味が楽しめる。パッケージは尾道在住の漫画家・つるけんたろうさんがデザイン

〈DATA〉USHIO CHOCOLATL 尾道市向島町立花2200 0848-36-6408 営業/9:00~17:00(ドリンクLO.16:30) 定休/火・水曜



山本の餅屋〈新 進〉山本の餅屋-予備(ショーケース別アングル)修正.jpg作りたての餅菓子がずらり
 1963年の創業以来、餅菓子を製造し、中四国エリアのスーパーマーケットなどに卸してきた「山本屋」。「お客さまと直接触れ合えるお店をつくりたい」との思いから、2017年2月に初の直営店「山本の餅屋」(尾道市十四日元町)をオープンしました。木を基調としたナチュラルな空間に、毎朝手作りする豆大福やおはぎ、草餅など、常時10種類の餅菓子が並びます。こだわりは、広島県世羅町の契約農家から仕入れたもち米。餅本来のこしが楽しめます。桜餅やおはぎをサクサクのもなかに挟んで食べる「餅もなか」(180円)は、直接持っても手が汚れないので、散策の途中に海辺や山手で食べる人も多い人気の一品です。
山本の餅屋-イチオシ商品!餅もなか修正.jpg〝一押し商品!〟 餅もなか(桜餅)1個180円

山本の餅屋-オリジナル醤油修正.jpg〝お餅にピッタリ!!〟 もち米のおいしさを引き立てる、餅だれ醤油150ミリリットル 350円

山本の餅屋-外観2修正.jpg〈DATA〉山本の餅屋 尾道市十四日元町3-32 0848-38-1689 営業/10:00~17:00(売り切れ次第終了) 定休/木曜 ※7月は水・木曜



〈TOPICS〉 新駅舎 来春開業へ
 尾道駅は、1891年に山陽鉄道が福山駅から尾道駅まで延伸し開業。特急停車駅となり、海上交通との乗り継ぎ駅としてもにぎわいました。現在、駅舎を125年ぶりに建て替え中。新駅舎は、初代尾道駅舎の瓦屋根や深い軒などを取り入れ、歴史ある尾道の町並みに溶け込むようなデザインに。展望デッキや宿泊施設、レンタサイクルのできるカフェなどを備え、瀬戸内エリアの周遊観光の新拠点を目指します。開業は2019年3月予定。
JR尾道駅-イメージパース(正面)修正.jpgJR尾道駅 新駅舎イメージ

JR尾道駅-眺望デッキイメージパース修正.jpg新駅舎展望デッキイメージ

〈問い合わせ〉JR西日本岡山支社 企画課事業 086-221-0665