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見どころいっぱい! ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~

見どころいっぱい!
ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~

 スタジオジブリの設立から約30年間の歩みを伝える「ジブリの大博覧会」が、広島市中区の広島県立美術館で開催中です。世代を超えて愛されるアニメーション映画の制作の裏側を見ることができる博覧会です。展示内容や見どころ、ジブリ関係者のインタビューを紹介します。

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歴代作品のグッズずらり

 スタジオジブリは「となりのトトロ」「魔女の宅急便」など、多くの作品を発表してきたアニメーション制作会社です。出発点となった「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」までのグッズやポスター、原画やスケッチなどがずらりと並びます。小中学生の頃、ジブリ作品に夢中になった20、30代の人も多いのではないでしょうか。これまで非公開だった企画書やスケジュール表、キャッチコピーが決まるまでの関係者のやりとりなども展示され、作り手たちの熱い思いを知ることができます。
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大空を舞う飛行船

 「天空の城ラピュタ」に登場する飛行船は模型で再現されています。
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トトロがお出迎え

 会場に入ると、真っ先に迎えてくれるのはバーカウンターにたたずむトトロです。トトロが博覧会への期待を高めてくれます。
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プロデューサーの部屋

 プロデューサー・鈴木敏夫さんの部屋を再現したコーナーです。本棚の資料やファイル、机の上の文具までリアルに表現しています。
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ネコバスにも会える

 人気のネコバスも来場。家族や友人で楽しい時間を過ごせます。
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ジブリの歴史

主な公開作品と映画賞の受賞歴などを紹介します。

1984 「風の谷のナウシカ」公開
1985 (株)スタジオジブリ設立、東京都武蔵野市吉祥寺でスタート
1986 「天空の城ラピュタ」公開
1988 「火垂るの墓」「となりのトトロ」公開
1989 「魔女の宅急便」公開
1991 「おもひでぽろぽろ」公開
1992 「紅の豚」公開、小金井市に新社屋完成
1994 「平成狸合戦ぽんぽこ」公開
1995 「耳をすませば」公開
1997 「もののけ姫」公開、(株)徳間書店と合併、スタジオジブリ・カンパニーに改組
1999 「ホーホケキョとなりの山田くん」公開、(株)徳間書店スタジオジブリ事業本部に改称
2001 「千と千尋の神隠し」公開、三鷹の森ジブリ美術館開館
2002 「猫の恩返し」公開、「千と千尋の神隠し」がベルリン国際映画祭金熊賞受賞
2003 「千と千尋の神隠し」が米アカデミー賞長編アニメーション賞受賞
2004 「ハウルの動く城」公開、「ハウルの動く城」がベネチア国際映画祭オゼッラ賞を受賞。
   (株)スタジオジブリとして独立
2006 「ゲド戦記」公開
2008 「崖の上のポニョ」公開
2010 「借りぐらしのアリエッティ」公開
2011 「コクリコ坂から」公開
2013 「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」公開
2014 「思い出のマーニー」公開

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interview

スタジオジブリ
「ジブリの大博覧会」プロデューサー
青木 貴之さん
0803ジブリ特集3面8.jpg映画に込めたエネルギー感じて
 博覧会には二つのコンセプトがあります。一つは、どんな思いで、どうやって映画を届けてきたのかです。会場には、ポスターが原案から何度も手直しを重ねて、完成するまでの資料を展示しています。スタジオ内に1枚しか残っていないボロボロになった「ナウシカ」の貴重なポスターも入り口に飾りました。映画「もののけ姫」のキャッチコピー「生きろ。」が決まるまでに、プロデューサー鈴木敏夫とコピーライター糸井重里さんが何度もやりとりしたファクス用紙は特に見応えがあります。映画の企画書なども展示。原画はもとより、これらコミュニケーションの足跡は、より多くの人の参考になる資料だと思います。
 もう一つのテーマは飛行機です。会場には、飛行機が造られた歴史や宮崎駿監督が映画の参考にした資料を展示。飛行機は「空を飛んでみたい」という先人たちの大きなエネルギーが生み出した乗り物です。宮崎監督はそれらを調べた上で作品を描いています。人間の〝憧れ〟が生み出す力が映画に影響していることを感じてもらえたらうれしいですね。
 全体的に見ると、文字がたくさん書かれた展示物が多いのに気付くでしょう。飛行機のイメージボードにさえメモが添えられています。文字には人間の考えたプロセスが表れます。作品をより深く感じてもらえるのではないでしょうか。
 今回は広島初の大規模なジブリ展です。映画製作の裏側に込めたスタジオジブリの思いを感じ取ってください。



interview

企画・デザイン・設計
石森 達也さん
0803ジブリ特集4面9.jpg会場の特性生かした展示
 スムーズに鑑賞してもらえるように、会場を設計し展示物をレイアウトします。点数の多いポスターは、図面上で配置を細かくシミュレーション。現場で修正を重ねて展示を完成させます。広島の会場では、天井の高さを生かし、上下動する飛行船を下や横からなど違う角度から眺められるように設置しました。展示室は三つに分かれているので、通路にも展示物を置くなどお客さまの気持ちが途切れないように工夫しています。
 ジブリ作品を陰で支える人たちの仕事が垣間見える博覧会です。飛行船やネコバスはお子さんたちに喜んでもらえると思います。

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アーティスト・エンジニア

堀尾 寛太さん

0803ジブリ特集4面11.jpg巨大飛行船の動きを工夫
 「天空の城ラピュタ」のオープニングに登場する飛行船(長さ5㍍、高さ2㍍、幅1.2㍍)の動きや照明の演出を担当しています。コンピューター制御で木材と紙でできた模型をのっそりと上下するように動かし、巨大な船の雰囲気を出しています。
 広島の会場は飛行船をつるす天井の高さが約15㍍もあるため、他の会場よりダイナミックな展示ができます。飛行船の周囲を飛んでいる小さな飛行機より、飛行船を高く上げることができるのは広島会場だけです。展示物についても、とことん追求して作り上げているのはジブリならでは。職人的なクリエーターの魅力も感じてもらえたらうれしいですね。

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〈ファンの声〉

自ら冒険する感覚
瀬川 智美さん(広島市安佐南区)

0803ジブリ特集4面13.jpg 「となりのトトロ」「魔女の宅急便」が大好きです。小さい頃から繰り返し見て、せりふも覚えているほど。自分が物語の世界に入り込んで、冒険している感覚になるのがジブリ作品の魅力です。


空飛ぶキキが好き
宮地 杏奈ちゃん(広島市西区)
0803ジブリ特集4面14.jpg 「魔女の宅急便」の主人公キキが空を飛ぶところが好きです。ワクワクします。黒猫のジジも好き。縫いぐるみのふりをして固まって、汗をかくところがめちゃくちゃかわいいです。

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Information
会期/9月24日(月・振休)まで
会場/広島県立美術館 広島市中区上幟町2-22 082-221-6246
開館時間/9:00~17:00(金曜日は20:00まで開館)会期中無休
※入場は閉館の30分前まで ※9/10・11県立美術館の所蔵作品展は休み
入館料/一般1400円(1200円)、高・大学生1000円(800円)、小・中学生600円(400円)

・かっこ内は20人以上の団体料金
・学生券をご購入、ご入場の際は学生証の提示をお願いします。
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳および戦傷病者手帳の所持者と介助者(1人まで)の当日料金は半額です。手帳をご提示ください。
・チケット販売所:広島県立美術館、セブンチケット、ローソンチケット(Lコード62398)、チケットぴあ(Pコード769-022)、イープラス、広島市・呉市内の主なプレイガイド、画廊・画材店、ゆめタウン広島、中国新聞社読者広報部、中国新聞販売所などで販売しています。



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