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特集

生まれ育った実家 将来どうする?(1/3)

生まれ育った実家 将来どうする?af9920058313o.jpg 生まれ育った実家について、将来どうしていくべきかを、親子で話し合ったことはありますか。空き家の増加が社会問題となっている中、「すでに独立してマイホームを持っている」「実家から遠方に住んでいる」ーなどの理由で、実家が空き家になるかもしれません。今回は、親が実家に住まなくなった場合どうすべきか、「売却」を中心に「リノベーションをして住み継ぐ」「賃貸住宅として活用」の三つの解決法を福山市内の専門家に聞きました。今年のお盆は、実家の相続や活用方法を家族でしっかり話し合いませんか。


全国的に注目 空き家対策
 空き家に関するニュースが近ごろ全国的に注目されています。背景には、少子化やライフスタイルの変化、高度成長期の住宅施策の影響があると考えられます。多いのは、若い世代が都市部へ移り住み、親世代が亡くなって相続が発生したけれど、遠方のため管理ができずそのまま空き家になってしまうケース。相続登記や名義変更されずに放置される家も少なくありません。
 老朽化や自然災害で空き家が倒壊する危険性が高いほか、落書きなどの景観の悪化や放火を招く恐れもあります。

管理していない家が引き起こす問題
gf2440708403o.jpg倒壊(老朽化や自然災害)

rf119878113_o.jpg放火による火事

pls0343712u50028.jpg景観の悪化(落書きなど)



福山市の施策状況
 福山市の2015年度の調査によると、4,466件の空き家が確認されています。この結果を受け、市は16年から「福山市空家等対策」を実施。現在までに、空き家の除去・活用件数は630件を達成しています。広島県宅地建物取引業協会や広島司法書士会と協定を結び、空き家に関する相談も受け付けています。空き家を地域やボランティア団体に使ってもらうことで、所有者に固定資産税相当の補助金を提供する「空家等地域活用支援事業」や、「子育て世帯等住宅改修費補助事業」などにも取り組んでいます。
 不動産が負の遺産にならないよう、所有者自身が家の行く末を考えるのが大切です。思い出の詰まった家だからこそ、空き家にならないようあらかじめ考えておきましょう。

【維持・管理アンケート】
 福山市が2016年、公道からの外観目視調査で空き家と思われる建物の所有者に行った「空き家所有者等への意向アンケート調査」は、下記のような結果になりました。物件の約20%は未管理で、約80%で維持・管理に困り事があることが分かります。

●維持・管理を行う頻度
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●維持・管理における困り事
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〈取材協力〉福山市建設局建築部住宅課 福山市東桜町3-5  084-928-1102


(特集2/3)はこちら

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