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特集

絵本でつながる親子時間(1/2)

想像力や好奇心を刺激
絵本で心豊かに
 子どもの頃よく読んだ絵本。個性あふれる絵が想像力や好奇心を刺激し、豊かな心を育んでくれます。外出を控える日が続き、気分が沈みがちな今、親子で絵本に触れてみませんか。豊かな世界観が心を癒やしてくれます。

選び方のポイントは?
 広くて深い絵本の世界。何をどう選べばいいのでしょうか。「25年以上読み継がれているものは、テーマも表現も子どもにふさわしい優れた絵本といえます」と、5-Daysこども図書館(広島市中区)の司書、播磨優子さん。文章はリズム感がよく、さらに絵の内容と一致している絵本がお薦めだそうです。
 幼い頃に読み聞かせをしてもらったことは、幸せな記憶として残るもの。播磨さんは「しつけや勉強の道具としてではなく、絵本の世界を純粋に楽しんでほしい」と話します。大人になってから読むと、子どもの時とはまた違った感動を味わえるのも絵本の魅力です。

専門職3人のお薦め6冊
 図書館司書や保育士といった絵本に日常から関わる3人に お薦めを紹介してもらいました。

私たちが選びました!

1.jpg5-Daysこども図書館 司書 播磨 優子さん
図書の貸し出しや資料の収集などのほか、おはなし会などのイベントを企画


2.jpg絵本講師 亀井 佳代子さん
読み聞かせやワークショップなどで絵本の魅力を発信している。現役保育士



3.jpgきじとら出版 代表 小島 明子さん
児童書出版社「きじとら出版」(広島市中区)代表として、13点の翻訳絵本を刊行



播磨さんのおすすめ
『かもさんおとおり』
カモの家族に心ほのぼの
 米国ボストンに暮らすカモの家族をさまざまな視点で描いた、心がほのぼの温まる作品です。作者のロバート・マックロスキーは、この作品のために自室の浴槽でカモを飼育していたとか。子育てや引っ越しをするカモの様子を圧巻のデッサン力で表現しています。

4.jpgロバート・マックロスキー/文と絵 
渡辺茂男/訳 1430円/福音館書店 初版1965年


『このあいだに なにがあった?』
推理して想像力を刺激
 2枚並んだ連続写真を見て違いを探し、その変化から間に起こった出来事を推理する写真絵本です。想像力を刺激し、考える楽しさを味わえる一冊に仕上がっています。

5.jpg佐藤雅彦、ユーフラテス/作
990円/福音館書店 初版2017年



亀井さんのおすすめ
『ぐるんぱのようちえん』
仕事に悩む人へ
 ゾウのぐるんぱは、いろいろな仕事場で働きますが、作る物が大き過ぎて失敗ばかり。そんな時、子だくさんのお母さんに出会って...。仕事に悩んでいる人に読んでほしい、味わい深い作品です。

6.jpg西内ミナミ/作 堀内誠一/絵 990円/福音館書店 初版1966年

『おしくら・まんじゅう』
軽快なテンポの擬音表現
 作者は、「泣く子も笑う」と評判の絵本「だるまさん」シリーズを生み出した、かがくいひろしさん。擬音表現のテンポがよく、読み聞かせをしながら実際におしくらまんじゅうをしたり、子どもを抱きしめたりと、スキンシップを図ることができます。

7.jpgかがくいひろし/作 1078円/ブロンズ新社 初版2009年



小島さんのおすすめ
『こらっ、どろぼう!』
大人も楽しめるユーモア
 泥棒捜しに奔走する犬の物語。ちょっとしたブラックユーモアも感じられ、大人が読んでも楽しめます。カナダ人画家ピエール・プラットの明るい色彩の絵にも注目です。

8.jpgヘザー・テカヴェク/文 ピエール・プラット/絵 なかだゆき/訳
1540円/きじとら出版 初版2017年

『おやすみなさい トマトちゃん』
絵と写真のコラージュ
 主人公は、トマトが嫌いな女の子。苦手を克服していく過程がユーモラスに描かれています。トマトが好きな子も嫌いな子も、ワクワクしながら読めるはず。絵と写真を組み合わせた表現方法が斬新です。

9.jpgエリーザ・マッツォーリ/文 クリスティーナ・ペティ/絵 ほしあや/訳
540円/きじとら出版 初版2018年



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